社会福祉法人 真光会~宮崎県都城市の認定こども園~

一人一人が光り輝く教育と保育を求めて

園の特色

まことの保育

「まことの保育」とは、一言で言うと「仏教(浄土真宗)のみ教えに基づいた、いのち・こころ・
生きる力を育む保育・教育」のことです。

まことの保育を実践するわたしたちの園では、日々の生活はまず、ほとけさまに手を合わせることから始まります。
食事の前には「いただきます」、食事の後には「ごちそうさまでした」、帰るときには「さようなら、またあしたね」と、みんなで手を合わせて感謝のこころを表現します。日々の保育では、カリキュラムを通じて動植物を育て、触れ合い、また折にふれて先生からほとけさまのみ教えを聞いて、
いのちの大切さを学びます。
そうした生活を送る中で、自分はひとりの力で生きているのではなく、お父さんやお母さん、お祖父さんやお祖母さん、ご先祖さま、それに食べ物になってくれる動物や植物たち、そしてみんなを見守ってくださるほとけさま、そういった周りの支えによって「生かされている」ということに気付かされます。
自分のいのちが周りに「生かされている」ということに、気付き、目覚めることで、深い感謝のこころ、助け合うこころ、いのちを慈しむこころが芽生えます。

いのちの尊さに対する感受性が、人一倍豊かな子どもを育てること。
自らのいのちが、かけがえのない大切なものであることを、からだで、こころで、理解できる子どもを育てること。
そのかけがえのない人生を、強い意志を持って精いっぱい生きぬこうとする子どもを育てること。

わたしたち真光会は、それらの「いのち」、「こころ」、「生きる力」の基礎を築く保育・教育を
実践します。
そして、そうした子どもたちを見守る先生たち、保護者の方々と、子どもとの触れ合いを通して、
より深く、ともに育て合い、ともに育ちあう。それが「まことの保育」のねがい、そして、わたしたち真光会のねがいです。

SIあそび(知能教育)

挿絵

対象:4歳児、5歳児
「SIあそび」とは、アメリカのJ・P・ギルフォード名誉教授(全米心理学会元会長)の知能構造理論に基づく教育教材を使った、いわゆる知能教育としてのあそびです。
年齢に応じた教材を使って、図形、数、文字、創意工夫に対する興味を刺激し、自ら気付く力、自ら考える力、自ら解決する力を育てます。
知識を詰め込む教育とは違い、自発性・自立性・自主性を育てることに主眼が置かれています。
子どもの興味を惹く教材、指導法をとることで、子どもたちも毎回楽しそうに取り組んでいます。年間5回分の教材を利用して実施します。

わたしたち真光会では、SIあそびの指導を適切に行えるよう、月ごとに年齢別担任のSI研修を行って、指導技術を磨いています。
また年に一度、ギルフォードSI教育協会から講師を招いて研修会を開催し、知能教育の基礎的な知識、指導法、子どもとの接し方を学ぶ機会を設けています。

英語であそぼう

挿絵

対象:5歳児 (毎月1回)
専任の英語講師と一緒に、歌やゲーム、教材を使って英語に楽しみます。

異文化と触れ合うことで子どもたちの興味、関心がより一層広がります。

リズム発表会では英語の経験を活かして英語の歌を披露します。

マーチング

挿絵

対象:3~5歳児
専任の講師を招いて、大太鼓、小太鼓、打楽器、カラーガード、ポンポン、いろいろなパートを分担して、みんなで一致団結して演奏・演技を行います。
取り組みの成果を、運動会の晴れ舞台で披露します。

体育あそび

対象:3~5歳児
太陽スポーツクラブの講師を招いて、以上児の子どもさんに体育あそびの指導を行います。
マット運動、器械運動、水遊び、ボール運動、縄運動、ゲームなどを通じて、さまざまな動きを経験し、基礎体力や運動能力を育むとともに、大きな声で明るい挨拶ができる子どもを育てます。

よい子のつどい(合同運動会)

挿絵

真光会の4つの園で、年に1度開催する合同の
ミニ運動会です。
早水体育文化センターで、毎年園児・保護者合わせて約800人が集まって、盛大に開催されます。
かけっこ競技など、親子のふれあいの時間を通して、真光会の4園の親睦を深めます。

その他の行事

挿絵

各園、季節ごとに楽しい行事を開催しています。
●よるのつどい(7月頃)
夜のお祭りです。元気いっぱいのおみこしや竹太鼓、
たのしい夜店、きれいな花火を親子で楽しみます。
●運動会(10月頃)
各園開催の運動会です。かけっこ、競技、リレー、ダンスや体操など、親子揃って挑戦します。一生懸命練習してきたマーチング演奏も披露します。
●リズム発表会(12月頃)
演奏にリズムダンスに劇、練習した成果を発表します。一生懸命に頑張る姿を応援してあげて下さい。
その他、遠足やプールあそび、いもほり、餅つき、マラソン大会、各種団体との交流活動など、季節ごとにさまざまな行事を行っています。

保護者の皆さま方にも園の取り組みにご参加いただけるよう、参観日、保護者の保育参加、園遊会、面談、子育て講演会を実施しております。

給食・食育

●給食
真光会の園では、全園に調理設備と専従の栄養士・調理員を配置し、毎日の給食を自園調理で提供しています(3歳以上児はご飯のみ持参していただきます)。
15時のおやつも提供しています(週3回程度手作りのおやつを提供しています)。
各園とも給食献立予定表、給食だより(離乳食だより)、食育だよりを発行し、献立や食材の展示、栄養士による食育アドバイスを行っております。
食物アレルギーについては、保護者の方と話し合いながら、除去の有無や留意点を確認した上で、誤食の無いように提供を行っております。

●食育について
食べ物や料理に対する興味関心は、子どもの「生きる力」を養う上で、重要な要素となります。
真光会では、子どもたちによる野菜や稲の栽培、クッキング、四季折々の行事(餅つき、焼きいも、そうめん流し、七草粥など)を通じて、食べ物をいただくことのありがたさ、楽しみ、喜びを感じることのできる食育活動に取り組んでおります。
「食と健康」「食と料理活動」「食と人間関係」「食と文化」「食といのちの育ち」など、多方面から食への関心のアプローチを図ります。
また、食べ物をいただくことは「いのちをいただく」ことです。いのちをいただくことへの感謝を子どもたちに知らせながら、「いただきます」「ごちそうさま」のこころを伝えていきます。

職員の資質向上

真光会の職員は、保育・教育活動、子育て支援、安全・衛生管理など、多岐にわたる研修に参加し、自らの資質向上に努めています。
●各種研修会への参加
宮崎県社会福祉協議会が主催する社会福祉施設対象の各種研修会をはじめ、各保育団体の開催する大会、SIあそびに関する研修、まことの保育に関する研修、救急救命の講習、その他さまざまな研修会に職員を派遣し、専門職としての資質向上に努めています。
●各園での研修
各園とも毎月、園内研修、まことの保育検討会、給食検討会、健康安全検討会を実施し、保育施設としての全機能の点検、情報の共有、技術および知識の向上、まことの保育に携わる者としての資質向上を図っております。 
また、4園合同で新年総会(1月)と新年度総会(4月)を行い、研究保育テーマを設けた研究報告を行うなどして、 法人全体としてのレベル向上に努めています。
●避難訓練・防犯訓練の実施
毎月1回全職員・全園児参加の、地震避難、火災避難、防犯の訓練を行い、緊急時に万全の対応をとれる体制をとっております。

安全・衛生のための設備

真光会の園では、安全で清潔な園環境を守るためのさまざまな設備を用意しています。
●空気清浄機
SHARPのプラズマクラスター発生装置を各部屋に設置し、室内の空気を清潔に保ちます。
●電解水発生装置
殺菌・清浄効果のある電解水を使って室内の清掃を行います。
●砂場クリーニング
砂場の消毒を専門の業者に委託し実施しています。
●AED(除細動器)
赤ちゃんから成人まで対応できるAEDを設置しています。緊急時には周辺地域の方にも利用を開放しています。
●警備会社通報装置
宮崎綜合警備保障と契約し、緊急時の駆けつけ、自動通報の体制を整えています。
●緊急地震速報受信システム
地震予報を自動的に受信し、園内に一斉放送するシステムを導入しています。
●こども110番の家
緊急時に地域の子どもさんの安全を確保します。
●ガラス等の飛散防止加工
地震の際に破片が飛散しないよう、ガラス窓や蛍光灯に飛散防止のためのフィルム加工を実施しています。
●備蓄食糧
災害時に備え、全園児分一日分の備蓄食料と備蓄飲料水を用意しています。