社会福祉法人 真光会~宮崎県都城市の認定こども園~

一人一人が光り輝く教育と保育を求めて

真光会の理念・方針・目標

社会福祉法人 真光会は、昭和28年に常設保育所として設けられた高木保育園をその始まりとし、その後 ゆりかご保育園(平成18年天竜保育園に吸収合併)、今町保育園、天竜保育園、梅北保育園を順次設置し、都城市の児童福祉行政の一翼を担いながら、平成29年度より各園とも認定こども園(保育所型認定こども園)に移行し、今日に至っております。
攝護寺第二代住職 佐々木芳照師 の「何事も さして頂く こころもて いよいよ はげまん おのがつとめに」の精神を支柱として、開園以来 今日に至るまで受け継がれてきた真光会の教育・保育の精髄を、新要領・指針改訂にあたり、ここに新たに「「教育・保育理念」、「教育・保育方針」、「教育・保育目標」として定め、仏の子を守り育てるための根本的指針として提示するものであります。

教育・保育理念について

保育理念(基本理念)子ども一人一人の人格を尊重し、いのちといのちのふれあいの中で、慈しみの心、いのちを大切にする。「まことの保育」を実践し、生きぬく力の基礎を育む。

教育基本法、児童福祉法、子ども・子育て支援法、認定こども園法、国が定める教育・保育要領(幼保連携型認定こども園教育・保育要領)、保育所保育指針、その他の法令の目的に沿って、子どもの生存権・発達権・幸福権の保障を第一義とし、その実現に向けた行動原理として、上記の教育・保育理念を定めます。

この理念のもと、我々は、共に育ち合う心で保護者や地域社会と力を合わせ、乳幼児の教育と福祉を積極的に増進し、あわせて地域における家庭支援を行います。

なお、乳幼児の教育と福祉を積極的に進めるために、園と職員は努力目標を定め、倫理観に裏付けられた専門的知識、技術等の自己研鑽に努めます。

また、就労・子育て両立支援のために、園の特性や保育教諭等の専門性を生かし、地域社会との交流や連携を図り、地域の教育と福祉の一翼を担います。

教育・保育方針について

教育・保育方針(基本方針)①【「共育」の精神】国が定める教育及び保育の基本(4項目)と目標を教育・保育の基盤とするとともに、保護者の自己実現を助け、子・親・園が一体となって、共に育て合い、共に育ち合う。②【子どもにふさわしい生活】基本的な生活習慣の育成や人との関わりを大切にするとともに、創造的な思考や主体的な活動を促し、園児にふさわしい生活が展開されるよう努め、「知識及び技能の基礎」「思考力、判断力、表現力等の基礎」「学びに向かう力、人間性等」遊びを通して、10の姿を念頭に、発達に即した指導を行う。③【情操を培う環境構成】豊かな宗教的情操を培う人的・物的環境構成を心掛け、子どもの健全な心身の発育を図る。 ④【地域に開かれた園】地域に開かれた園として、地域における子育て支援の拠点としての役割を担う。⑤【公的施設としての責任】教育・保育に関する要望や意見には十分に説明責任をもち、小学校教育との連携等、公的施設としての社会的・教育的役割を果たす。

子ども・子育てに関連する法ならびに国が定める教育・保育要領に準拠し、ともに(with)の精神に基づきながら、いのち、こころ、生きぬく力の基礎を培う保育を行うための事業活動方針として、上記の教育・保育方針を定めます。
この教育・保育方針に従うにあたっては、児童の最善の利益を確保する為に、児童の人権とプライバシーの保護に努め、保護者からの意見や要望に真摯に耳を傾けることを基本とします。
また年々変化し多様化するニーズに対応すべく、政策や関連立法の動きに常に目を配り、社会福祉法人としての基本的精神を保ちつつも、現状に満足することなく、自らの研鑽、自らの改革に取り組み、時代と共に歩んでいけるような、より良い教育・保育の在り方を真摯に模索していきます。

教育・保育目標について

教育・保育目標 園の努力目標 職員の努力目標

国の定める「教育及び保育の目標」並びに育ってほしい10の姿を準拠に、慈心不殺を生活基盤として、いのち、こころ、生きぬく力の基礎を育成する。
  具体的な子どもの姿とは、

①慈悲(思いやりのある心をもつ子ども)
②同朋(友だちとなかよく遊べる子ども)
③報恩(ありがとうと言える子ども)
④健康(元気な明るい子ども)
  を就学までの「育ってほしい姿」とします。

①真光会総会資料を通じて、情報の共有化を図り、職員一人一人の理解を深める。
②園の研究テーマを毎年設定し、研究発表、研究公開、クラス公開保育を通して、また、キャリアアップ等の研修会にて資質向上に努力する。
③認定こども園法の定めのもと、一時保育・休日保育等の特別保育を推進する。
④異年齢児交流・世代間交流・育児と仕事両立支援などの地域活動事業を積極的に取り組む。
⑤園開放・体験学習・ボランティアの受け入れなど、5つの取り組みと21のアクションの総点検をし、開かれた園をめざす。

①自己評価を通して、資質向上に努める。
②当相敬愛…子どもの目の高さで保育する。
     (よくみつめる みつける みまもる)
③保護者とのよりよい関係づくりをめざす。
④食育を通して食文化を見直す。
⑤福祉職員として自らの身にボランティア精神をもつ。